2013年10月4日 卓話 職業奉仕

大阪城東ロータリークラブ
                              職業奉仕委員長 岡 俊紀

「職業倫理こそロータリー精神の芯」

ロータリーの職業奉仕論を語るには、その発祥の地と、置かれた時代背景、経済状況
を知る必要があります。アメリカ独立後のシカゴは、生産、流通、商業の中心として
繁栄の一途を辿りますが、20世紀初頭、巨大化する都市、バブル化する経済は一方で、
利己営利主義経済と退廃した文化を蔓延させ、低下した倫理感の中、辛酸を舐める弱小
実業者が数多く居た事が想像できます。

そんな中で、職業人の助け合い運動としてロータリーは設立されました。当初の互恵主義
が社会的意義を欠くことから「奉仕」の理念へと目覚め、「良く奉仕するものが、多く報い
られる」との理念から、四つのテストは生まれています。

日本の伝統的実業理論の中にも共通する点があることを知る必要があります。
石田梅岩:「先義後利」先に義が立ち、後に利益がくる。
  近江商人:「三方よし」売り手よし、買い手よし、世間よし。

ロータリーの職業奉仕論は、利己と利他の調和の哲学と言えます。奉仕の理念を職業に適用し、
倫理性を高めることで、企業の信用につなぎ、結果的に安定的で永続的な利潤の確保が可能に
なる、と言う事です。
「満足」と言う商品:「感謝」と言う対価、
「真実」と言う商品:「信用」と言う対価、
端的にこれが表現しているのではないでしょうか。    

以 上
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# by osakajotorc | 2013-10-04 12:17 | 卓話