2018年3月30日 卓話担当:角野 隆史会員

「献血の現状について」

大阪府赤十字血液センター 献血推進一部 推進課 推進一係長 池田 超 様

赤十字のマークは「救護」と「保護」のマークであり、赤十字以外に、赤新月(イスラム国)、2005年には、レッドクリスタルといったものがあります。現在192か国が加盟しています。赤十字の理念は「人道」の実現を目的として「運動」を続けています。人道とは、①人々の命と健康を守ること。②人々の苦痛を軽減し、予防すること。③人間の尊厳を確保すること。血液事業の始まりは、1950年代売血から始まり、桃山学院大学の学生運動などにより、売血は廃止となり、預血制度に変わった。しかし、献血カードが売買され、輸血を受ける患者さんやご家族の負担となったことから、現在の献血制度に変更された。「輸血」とは、大きなケガや手術・病気で血液が身体から無くなると生命が危なくなるので足してあげることです。現在、血漿製剤(有効期限1年間)、血小板製剤(有効期限4日間)、赤血球製剤(21日間)と成分ごとでの輸血が行われています。医療機関への血液供給数の推移は、平成17年度から年々増加傾向にあります。
輸血状況について、疾病別輸血状況は、がんや白血病など病気の治療のために80%以上が使用されており、大きな事故などで使われる血液は数%しかなく、日々一定量(大阪府では1日に400mL献血820人分)の血液の確保が必要となっています。また、年代別輸血状況は、約85%以上が50歳以上の方に使用されており、今後の少子高齢化でさらに血液の使用量は増加していくと考えられます。献血者数の推移は、平成3年が過去最高の56万人のご協力でありましたが、近年は、減少傾向になっています。今年度は、38万人を下回る見込みとなっています。年代別では、10代、20代、30代の若年層の減少が続いており、献血離れが深刻な状況となっています。学校献血の推進も行っていますが、高校献血は、実施校は9%と低く厳しい状況です。この現状をロータリアンのみなさんから伝えていただき献血の輪を広げていって頂きたいと考えています。今後とも献血運動にご理解とご協力をよろしくお願いいたします。DVD「愛してるよカズ」
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# by osakajotorc | 2018-04-09 15:58 | 卓話