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2019年2月22日 会長 家原 泰雄

皆さん、こんにちは。去年10月から延期になっていた「はやぶさ2」の小惑星リュウグウのタッチダウンが2月22日今日着陸に成功しました。そして表面の鉱物から水、有機物があるかないかを研究するのですが、昨年12月3日に小惑星「ベンヌ」に到着したNASAの小惑星探査機
「OSIRIS-REx」の運用チームが大きな観測結果を発表しました。「ベンヌ」の表面から反射された太陽光を分析し、広い範囲に水を含む鉱物が存在していることをあきらかにしました。この「OSIRIS-REx」は2016年9月に打ち上げられ「ベンヌ」を2年間にわたって詳細に探査し表面の物質を採取して地球に持ち帰る目的のミッションですが、太陽系が形づくられた、約46億年前の情報が保持されている「ベンヌ」も、現在日本も探査している「はやぶさ2」の小惑星リュウグウも同じC型小惑星と言われており日本が早く地球に持ち帰り調査した結果によっては太陽系や地球がたどってきた歴史を解明する上で重要な突破口になると思われます。

by osakajotorc | 2019-03-05 17:00 | 会長インフォメーション

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