人気ブログランキング |

2019年1月25日 担当:上西 宏侑会員

「現代社会における魅力的な人間像」(国際通になること)
㈱ジュン・システムブレーン 代表取締役 吉村 純子様

「企業は社長の器以上にならない」という言葉があります。この格言は、「社長の器」とは言いますが、「社長の能力」とはいいません。
「能力」ability=仕事を切り盛りしていくために必要な機能的・専門的能力を指す。この能力にさまざまな経験を通して、実務的能力を身に付けていると存じます。しかし、これだけで終えてしまえば単なる仕事師に過ぎません。そこで社長には能力を超えた「大きな器」が必要となります。「器」capacity-=人間的な魅力:二つの視点が必要
①先の能力のスキルに対するマインドの部分。思いやりの心や、やる気を起こさせるもの。カリスマ性、人を惹きつけるエネルギーを持っていること
②国際社会に通じる視点で、世界の人々と臆せずに語り合えること(コミュニケーションの会話力・説得力=日本人の弱い部分を克服する)
このエネルギーは、その国やその時代背景によって、変化しつつあるように思う。
以心伝心・あうんの呼吸・腹芸から義理人情の貸し借りが物を言うのが、日本社会。「察しの文化」こそが、美徳で有り、“できた人間だ!”と評価する傾向にある
この数年、あちこちで飛び交ったのが 「忖度」 の二文字!“あの人は、仕事のできる立派な人物であった”と評価された一方、相手は、“私は 「何も知らない・存ぜぬ”」で逃げ通し、相手の「気遣い心遣い」から、推察して、やったことでないか?という。日本独特の「忖度で終わり」シャンシャンで手を打った。この問題を考えてみると「相手の意向を忖度した」訳であるが、注意すべきは「自分の気持ちと合致」していること。もしもの際には「責任説明ができること」です。この判断を誤ると、誤解や大きな事件を招きかねません。日本文化は、「議論や追求は悪とする」風潮があり、黙って見守ることが「できた人間」とされますが、国際社会においては、意思を示さない頼りない人物は評価が下がるとされています。私の独断でありますが米国や他国の「国民性」について、お話をさせてください。米国は、論理の応酬だけで物事が決まっていく社会、議論に負けても勝っても、根に持たないと言う爽快さと、反面、その意見に責任を持たされる厳しさがある。英国・仏国は、個人的には誠実さやユーモアが好まれる。この2国では、議論や改革に情熱を燃やすと、むしろうさん臭い人と見られ、敬遠されがち。どうやら、この2国の紳士とは、自国を愛し、スマートなユーモアセンスのある人。面白さだけのジョークではなく、品がなく不快感を与える駄洒落はなおさらタブーとされています。ユーモアとは、情と知恵が織り込まれたものでしょうか

by osakajotorc | 2019-02-06 11:33 | 卓話

<< 2019年2月1日 会長 家原 泰雄    2019年1月25日 会長 家... >>