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2018年2月16日 会長 薦田 光

皆様、今日は。只今のメディアは平昌オリンピック一色ですね。高梨沙羅ちゃん2月13日付産経の山田いずみコーチに抱きかかえられた、ツーショットに感動しました。様々な試練と思いを秘めて、コーチと二人でここまで来たこの写真こそ、オリンピックの心の金メダルと思いました。
さて、本日は観光対象第11話。サ行の「サ」で始まるものと云えば、西日本では、薩摩、西郷・桜島、東日本では佐渡ヶ島でしょうか。NHK日曜大河ドラマで“西郷どん”が放映されていますので何かと話題にふれる機会が多いと思います。薩摩とは一般的には昔の薩摩国と大隅国の行政地域の雅称であり、又同時に鹿児島県の行政地域を意味する雅称でもあります。薩摩から連想するもの…さつま芋・芋焼酎・さつま揚げ・さつま切子・さつま焼(陶磁器)・さつま隼人(薩摩隼人)など、又「さ」のつかないお土産としては、かるかん・春駒・けしん団子・ちんこ団子(川内市)など、又愛犬ツンを連れた東京上野の西郷【せご】どん(方言)銅像は観光名所となっています。「…燃えてあがるはおはらハアー桜島」と民謡で歌われる桜島のその火山灰が育てたさつま芋が黒豚の格好の餌となって美味しい鹿児島郷土料理とんこつとなります。 又西郷どんの終焉の地、西郷隆盛南州洞窟のある城山山頂のホテルからは桜島が真正面に見え、運が良ければ夜空を染めて上る噴火は正に“天然の花火”に遭遇出来ます。私も一度きりですが忘れられません。次に“佐渡へ佐渡へと草木もなびくヨ”の民謡佐渡おけさで有名な東日本の佐渡ヶ島について、この島は大阪府の面積の約45%に相当すると言われ、島全体が新潟県佐渡市です。佐渡には申し訳ないのですが、私が最初に佐渡を訪れた時、佐渡汽船の中で貴重品を掏り取られて、やっぱり流人の島やなぁ等と私の頭に刷り込まれてしまったので、佐渡へはあまり人様にはお薦めしませんでした。今はそれも想い出の一つとなってトラウマは解消しています。小木港の“たらい舟”やグラスボートでの尖閣湾遊覧、佐渡金山の遺跡、大野亀と周辺には100万本とも云われる黄色いトビシマカンゾウの群生地(花の季節、もう一度訪れ度い)、二つ亀、トキの森公園、砂金とり体験の出来る佐渡西三川ゴールドパーク(ちょっとの間の一攫千金の夢)、又北前船による財の集積地の一つとして知られる小木海岸の入江の集落宿根木の国指定重要伝統的建物群保存地区はぶらり歩いて江戸時代へタイムスリップ。最後に島流し(流刑)にあった承久の変にやぶれた順徳上皇・執権北条時宗時代“悪口の科”で流刑となった日蓮、足利義教に嫌われて流刑となった世阿弥などが有名です。江戸時代は政治犯、殺人犯、放火犯、人身売買犯等々何でもありの罪人島流しの地でしたが、佐渡ヶ島の名誉の為に1700年を最後に佐渡は金山の国であるという事で佐渡への遠島は廃止されています。“佐渡は居よいか住みよいかハァリャササッサ…”御清聴有難度うございました。

by osakajotorc | 2018-03-02 11:46 | 会長インフォメーション

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