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2016年10月7日 卓話 社会奉仕委員会 杉野 政史 委員長

経済と地域社会の発展月間卓話
「大阪市の地域コミュニティの歴史と役割/わが町城東区の取り組みについて」
城東地域振興会 会長 城東まつり実行委員会 委員長 伊東 允二様


過日8月27日(土)「第43回城東区民まつり」に際しまして、ご協賛をいただき、心よりお礼申し上げます。天候にも恵まれ、また今回は「城東ロータリークラブ」の皆様にご出店も頂き、おかげさまで例年以上に来場者も楽しめていたようで、約34,000人の来場がありました。地域最大のふれあいの場を提供でき、大成功のうちに終了することができたのも、皆様のご支援あってのことと、城東まつり実行委員会・役員一同、感謝いたしております。誠にありがとうございました。
さて、本日の卓話でございますが、「大阪市の地域コミュニティの歴史と役割 / わが町城東区の取り組みについて」でございます。地域コミュニティとは、皆さまご承知の通りではございますが、地域にある地縁組織、町内会などを指します。全国に、約30万ちかくあります。その役割には、住民相互の連絡(回覧板、会報の回付等)、区域の環境美化、清掃活動、防災、防火、防犯灯・集会施設の維持管理、文化レクリエーション活動、スポーツ・レクリエーション活動、芸能等親睦・交流目的の催事などがあります。現在、大阪市の住民自治組織について大阪市地域振興会というのは全24区あり、地域住民が能力・労力・時間を出し合って、地域社会の福祉増進に努める市内で最も大きな住民自治組織であります。大阪市では、更に活力ある地域社会づくりに向けて、各種地域団体や企業、NPO等、多様な主体が、地域社会の将来像を共有しながらそれぞれ特性を発揮し、校区等地域におけるさまざまな地域課題に取り組めるよう、自律的な地域運営の仕組みづくりとして、「地域活動協議会」の形成と、運営を支援する中間支援組織「まちづくりセンター」を各区に設置しております。これまでの地域振興会等の地域団体のみならず、学校や、商店街、NPO、企業や通勤者など、多様な団体によって形成される協議会となっています。時代が進み、人々の生活スタイルの変化にあわせて、人の集合体である地域コミュニティのあり方も変わってきました。現代のカタチである「地域活動協議会」では、そのような現代の生活スタイルにあわせた様々な取り組みが始まっています。そこには、住民だけでなく、そこで働く人たちのチカラも必要とされています。これからの城東区のまちづくりを、これからも共に、進めていきたいと思いますので、今後とも変わらぬご厚情とご厚誼を賜りますようお願い申し上げます。

by osakajotorc | 2017-09-14 16:33 | 卓話

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