2016年2月5日 国際奉仕委員会月間卓話 国際奉仕委員会 佐々木 多喜子委員長

「平和と紛争予防/紛争解決」
 SHADI ALHALBONI 様
 地区青少年交換委員会 委員長 磯田 郁子 様 (大阪東淀ちゃやまちRC)

本日はシリアの歴史と文化、シリアの紛争、シリアの難民問題についてお話します。シリアの首都はダマスカスで人口は日本の約5分の1ほどです。シリアには6つの世界遺産がありますが現在は空爆により破壊された場所が多いです。世界で最も複雑な代理戦争であるシリアの対立に多くの国が直接巻き込まれました。その国とは、反対派を支持する国とシリア政府を支持する国です。ISILやISISの登場により、その対立を解決することがさらに複雑になりました。今では、主に4つに分かれてお互いが戦っています。ある統計によると、死亡した犠牲者は24万人に上ると見られ、多くは一般市民でした。もちろん、正確な人数はもっと多いはずです。2015年9月にロシアがシリアへ最初の空爆を行って以来、2371人を超える人が亡くなり、そのうち792人は一般市民でした。それに加え、アメリカ主導の有志連合によるISILへの空爆によって2422人の一般人が亡くなりました。国内で難民となっているシリア人は、悲惨な状況下で暮らしています。シリアに跨る15地区で、約40万人が飢餓状態で生活していると推定されます。シリア人は次世代のシリア人には国を再建できないのではないかと恐れています。なぜならその世代は何年間も公平な教育を受けていないからです。レバノンでは、シリアを追われた約71%の学齢児童が全く学ぶ機会を得られていません。トルコや、シリア隣国にいる多くの学齢児童シリア人難民(6歳から18歳)が学校に行くことができていません。何百万ものシリア人難民が緊急の助けを必要としています。
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by osakajotorc | 2016-03-15 15:50 | 卓話

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