2015年9月25日 黒松 克行会員

「15年目のロータリアン」

皆さま、こんにちわ。約一か月例会を休ませていただいたのは、病気の治療に当たっていました。現在、悪性リンパ腫の治療を京都大学医学部付属病院で毎木曜日、受けております。さすがに翌日はだるさや嫌悪感が身体を襲うため、例会は欠席させていただきました。本日の卓話もお聞き苦しいところもあるかと存じますが、最後までお付き合いいただきますようお願いいたします。血液の癌には大まかに3種類、白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫とあり、その中でも一番患者が多いのが悪性リンパ腫で人口10万人に男性9人、女性6人の割合で発生し、現在3万人以上の方が病気の治療をされているようです。悪性リンパ腫とは全身に広がっているリンパ組織内の細胞が悪性化し、次第に全身の臓器を侵していく病気です。リンパ腫には良性がないため、悪性リンパ腫と呼び習わしているようです。完治するためには骨髄移植で血液を入れ替えるしかありません。私も最初に見つけたのが両脇で1㎝各の腫れを見つけ、町医者に行きましたが、わからず母の友人の開業医の内科の先生が京都大学医学部付属病院の教授を紹介してくれて受診し、現在に至っています。今こうやって仕事もロータリー活動も出来ているのは、安心して治療を任せれる主治医の先生がいるからかもしれません。病気とはサヨナラしたいのですが、なかなか別れてくれません。かれこれロータリー歴より長く付き合うようになり、今年で20年になり、治療回数も8回を数えます。私の場合、病気はⅡ期、2つ以上のリンパ節領域が腫大している時期に治療にはいります。CTやPETの画像と血液検査の検査項目である可溶性IL-2レセプター(癌マーカー)の数値を照らし合わせながら治療に入る時期を決めます。今回も7月受診時に決定し、今月から治療を始めました。この癌と付き合うようになって、甲状腺機能低下症も一生のお友達で、これは放射線治療の副作用が12年後に出たようです。20年前癌と宣告された時には本当に落ち込みました。子供も幼稚園に通っていましたから、成人式の着物姿もみれるか?と思っていました。家内も今でも言いますが、あんたに騙された・・・こんな丈夫そうな男が?それと優しいのは最初半年だけやったわと。私は病気のこともあり、頭が上がりませんが、どちらかといえば親父に習って亭主関白。感謝の気持ちも家内に直接話すのは少しというよりだいぶん恥ずかしいです。しかし、最近は二人で食事をする機会も多くなり、好きなゴルフも年に5~6回一緒するようになりました。クラブのメンバー夫婦でゴルフや食事会などをするようになってからは子供たちのことや仕事のこと、そして奥様たちは亭主の悪口を言い合って楽しんでいるようで、私は非常に助かっています。付き合ってくれている会員皆さまにも本当に楽しい時間を感謝です。有難いことに娘も25歳、23歳になり、無事就職し、望むは旦那を見つけてくれるようになれば、又又嬉しいことですが、これはなかなか難しいような気がします。長々と病気のことを話してしまいましたが、仕事もロータリー活動も時は待ってくれません。今年夏から来年春にかけては、まず元気な身体に戻すこと、そして活力のある会社にすることを27年目の念頭に置きスタートしました。活力がでる会社にするには若い力が必要です。そして、経験豊富な先輩たちのアドバイスや身振り自体がとても役に立つと思います。会社は生き物です。知らず知らずのうちに年月が経ち、私も54歳になりました。よくよく考えると30代でわが社に来てくれて現在も主軸になって働いてくれている社員も40歳を超えてしまいました。今年度は一人以上若いパワーのある人間を会社にいれて育てること、そして来年に関係会社での事業展開を実施できるようにすること、皆様と一緒で経営者にとっては頭が痛いことが山積みだと思います。でもだから楽しさや喜びも人一倍だと思います。この3年で同業他社への資本参加、そして印刷会社の株主、経営参加など将来を見据えながら現状で出来ることをやってきました。紙の業界はマイナス成長の業界であります。製紙メーカーが紙の製造販売以外で利益をなんとか出している時代になってしまいました。実際に売電や燃料などで儲けをだしています。衛生用紙(紙おむつ・テッシュなど)や板紙(ダンボールや包装用紙)以外はほぼ本業は全滅であります。ペーパーレス化の時代が本当にやってきました。印刷会社やパッケージ会社、代理店なども軒並みこの何年間で統合や撤退を余儀なくされました。今の30歳までの世代が主力を占める社会になれば、まず新聞が売れなくなり、新聞社がなくなっていく、そうなると一般の折り込みチラシもなくなる。そして出版社も文庫本や雑誌の販売部数も減ります。学校では授業の際に教科書ではなくタブレットを使用するようになり書くことさえも紙が不要になっていくと思われます。来年以降は本業である古紙の回収販売はもちろんの事、リサイクル可能な木くずなどの燃料事業にも携わっていきたいと考えています。卓話の題名は「15年目のロータリアンとして」と事務局にお願いしましたが、クラブのため、15年目として何ができるか?と考えた場合、やはりこのクラブを活力あるクラブ、そして魅力あるクラブにする為に若い会員の手本になり、引っ張っていけるメンバーの一人に成長し、そして実行できるロータリアンになる事ではないかと・・・・点滴を打ちながら考えていました。その為にはまだまだ知識に乏しいところが多々あります。そして経験も必要となってきます。一人前のロータリアンに近づくためにはまだまだ修業が足りません。先輩方どうかお力をお貸しください。このクラブが50年60年と歴史を刻むには会員全員のパワーが必要です。改めて読んでみますと、最初にロータリーの定義とは「ロータリーは人道的な奉仕を行い、あらゆる職業において高度の道徳的水準を守ることを奨励し、かつ世界における親善と平和の確立に寄与することを目指した、事業および専門職務に携わる指導者が世界的に結び合った団体である」と書き込まれてあり、次の質問のページの(1)の一番目には「ロータリーとは」と質問されています。
今日は「15年目の私にとってのロータリー」とは、に置き換えて答えを出してみます。15年目の私にとってロータリーとは修業の場であり、自分を試す場所でもあります。そして想いの一致した友人が作れる場所です。それは立派のロータリアンに成長したいからです。立派のロータリアンは社会人として立派な職業人であり、人格者であると信じるからです。  
                                                       以上
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by osakajotorc | 2016-03-15 14:23 | 卓話

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