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2015年5月15日 会長 富士谷 清

皆さんこんにちは。ご参加ありがとうございます。
今月はロータリー月間のテーマがありませんので5月の「ロータリーの友」4頁に載っています「見えないから、見えたもの」2680地区のIMで記念講演を行われた竹内昌彦さんのお話をさせて頂きます。竹内さんは全盲で、幼少時代のいじめや盲学校生活はあんま、鍼、灸のコースのみ、一般の好きな学校は選べず、非常に悲しい思いをされました。しかし盲学校での素晴らしい先生との出会い、その先生の教えにより盲学校の先生になることを決心されました。自分だけの100点をとっても仕方がない。みんなのために、自分だけでなく他人のために、親切に丁寧に教えてあげて、初めて本物になります。それと親に感謝、元気な身体を親からもらってこんな幸せなことはない。そして竹内さんは障害のある子を一生懸命育てている家族の事、その親がどんな思いでいるのかを話されています。そして3つの事を願っておられます。一つ目はやさしい声かけ運動です。2つ目はみんなでありがとうと言う言葉を投げかけること。そうすることによって障害のある人達はもっとありがとうを言ってもらおう。立派になろうと考えます。3つ目は「しっかり勉強しなさい」です。学ぶのは立派な人になる為です。他人の為に、困っている人の為に、自分を生かす努力、たくさん学んだ人が大勢の人を幸せにするのです。この3つの願いはロータリー精神に通じると私には思えます。それは奉仕というものの考え方であります。 即ち”人間は自己の為にと、色々考えたり行動をしますが、自分のことだけを考えずに、それと同時に、相手を含めて、廻りの人のことも考えて行動しよう”ということです。ハーバードJ.テーラーが提唱しています4つのテストの実行です。また、竹内先生は岡山ライトハウスの理事をもされています。我が城東RCも33回、ライトハウスチャリティーコンサートを協賛させて戴いております。尚、日本に戦前戦後を挟んで3度来日されたヘレン・ケラーは目、耳、声、三重苦の障害を持ちながらライトハウスの招きで来日、障害福祉に発展に寄与されたヘレン・ケラー女史もまた家庭教師のサリヴァン女史との出会いによって本当の生き方を与えられた大切なご縁に結ばれていました。
先週、ライトハウスより礼状と伴にたくさんチャリティーコンサートの写真も頂きました。有り難く思っております。最後になりますが新大阪RC30周年記念行事には参加させて頂きたいと思っております。以上有難うございました。

by osakajotorc | 2015-06-10 13:43 | 会長インフォメーション

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