2018年9月28日 卓話担当:岡本 浩会員

「ボランティアとは~夢や願いを共有する仲間との出会いを求めて~」
社会福祉法人大阪ボランティア協会 事務局長 永井 美佳様

大阪ボランティア協会は、14人の有給職員と113人のボランティアで、地域や社会の問題が解決していくように、ボランティアを求める人としたい人をつないでいます。またNPOの運営のご相談や企業の地域貢献・社会貢献のご相談にのっています。ボランティア活動は実に様々です。子どもの遊び相手、高齢者や障害をもった方への外出介助、日本で暮らす外国人の方の支援、海外の紛争地域の支援など。ボランティアは、「させられるのではなく喜んでする」という意味の言葉が由来です。「自発性、社会性、無償制」。「やる気、手直し、手弁当」とも言いますね。崇高な犠牲的精神ではなく、ちょっとした気づきから始まります。たとえば災害時、現地に復旧作業に駆けつけるのも義援金を送るのも、野良猫・犬の殺処分に心が痛んで里親探しをするのもボランタリーな精神によるものです。「ほっとけない」と思い、何かできないかと考え、「この指止まれ」で仲間が何人かでも集まったら活動が始まります。思い立ったら始められる。誰かにやらされることではなく、誰かに許可を取る必要もない。また役割が終わったらやめられる自由な活動です。
ロータリアンは「傍観者でなく自ら行動する責任がある」とあり、ボランティアの精神と共通するものがあるんだと感銘しました。 私は「共生」という考え方を大切にしています。例えば路上生活者の人に対し、自業自得で助ける必要はないという考え方が「排斥」。我々と同じように君たちも努力すべきだというのが「同化」。支援は必要だけど別の人がやればよいというのが「棲み分け」。当事者の置かれている状況を理解し自分事として捉え行動するのが「共生」です。「ビッグイシュー」という雑誌の路上販売を見かけたことはありますか。路上生活者に仕事を作り、再チャレンジを応援する社会的企業の取組みです。株式会社がよい雑誌を作り、路上生活から抜け出したい人がその雑誌を売り、共に生きる共生社会を目指します。ある調査で、ボランティア活動に興味があるとの回答が6割、でも実際に活動した人は23%でした。まだ活動の魅力が伝えきれていないと思います。ボランティアは、出会いや気づき、学びがあり、他で得られぬ体験があります。さらには生き方を見つめ直し、自分の可能性を開いてくれる扉です。ボランティアに関わりたい人をもっと増やし、もっと活躍できる社会にしていくことが私たちの使命だと思っています。
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# by osakajotorc | 2018-10-05 14:49 | 卓話