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2017年11月10日 卓話:米山奨学生 ライ ホウエン様

「自己紹介と日本の留学生活」

皆さんこんにちは。奨学生のライです、一ヶ月ぶりです、皆さんお元気ですか?早速、私のスピーチに入りたいのですが、先に自己紹介をいたします。私は今年28歳で、中国出身です。
家族は、両親と私、三人です。父は中国の漢方医で、母は婦人科腫瘍専門の外科医を務めています。私は形成外科の医者です。私の故郷は、中国の東南部にあり、浙江省の省都である、杭州市と言います。都市圏の面積は約1万6千平方キロ、都心面積は4千8百平方キロです。大阪府の2.5倍ぐらいです。杭州は上海と170キロ離れています。杭州は歴史がとても深い都市です。昔は2つの王朝の都でした。最初は中国昔の五代十国時代(ごだいじっこくじだい)、呉越王朝の首都でした。その後、1132年、南宋の宋高宗(そうこうそう)は杭州を首都として選ばれました。杭州の経済は1992年から大幅に発展しました。この写真は杭州の銭塘江(せんとうこう)CBD(セントラルビジネス地区)にある建物です。ゴールデンの杭州国際カンファレンスセンター、こちらはセンターの内側から。シルバーは杭州大劇場です。いくつかのコンサートポスターです。皆さん見える通り、カンファレンスセンターは太陽のようで、劇場は月のようです。杭州はまた、国際的な都市です。アリババ、中国で非常に有名なネットショッピング企業、日本のeBayや楽天のような会社です。2013年9月、この会社はニューヨーク証券取引所で市場価値は231億ドルと測定されました。主な企業キャンパスは杭州にあります。これは杭州のアップルストアの一つです。外壁は中国では非常に有名な詩人、蘇軾(そしょく)が創作した詩で飾り付けています。また蘇軾は昔、杭州の知事だった。この詩は、彼が雨を止んでいた西湖を見て、お酒を飲みながら書きました。これは中国で一番長い運河です。この運河は北京から杭州までを結ぶ、総延長2500キロメートルに及ぶ大運河です。2014年の第38回世界遺産委員会で世界遺産リストに登録されました。この写真は杭州湾です。この湾のおかげで杭州は貿易発達な都市とも言われています。杭州はしばしば中国で最も美しい都市の一つとして知られています。杭州には2つの人気のある景色があります。そのうち1つは西湖という湖です。西湖は中国のトップ10の景勝地のひとつです。2011年に世界遺産として認定されました。 保俶塔(ほしゅくとう)、雷峰塔と浄慈寺を遠くから眺めている景色です。冬、梅花が咲いている西湖の、春、夏、秋、冬です。いつでも絶景です。もう一つは西渓湿地国立公園で、中国の都市内に唯一の湿地です。これらは湿地の建物です。さらに、杭州は芸術的な都市として全国の人に知られています。これは杭州のシルクです。扇子は、黒い紙で作られたもので特に有名です。はさみはとても使いやすいです。シルクの傘、茶は杭州の経済と文化の重要な一部です。その中で一番有名な龍井(ロンジン)と呼ばれる緑茶です。そしてこれは私の大学です。1953年に設立された、1035人の教員と10300人の常勤学生を擁し、15学部、3つの直属病院、13の関連病院から構成されています。次に紹介する写真は私が中国で務めた勤務先、浙江省人民病院です。私たちの医局長、呉先生は、かつて京都大学を卒業しました。彼はいつも私を奨励し、「世界は広いですから、よく見に行ってください」と言いました。2015年4月、ついに私は日本に来ました。今、私は関西医科大学の形成外科で研究をしています。指導教授は楠木健司先生です。次に、形成外科について、紹介します。形成外科学とは、先天的あるいは後天的な身体外表の醜状変形に対して、機能はもとより形態解剖学的に正常にすることで、個人を社会に適応させる事を目的とする外科学の一分野。代表的なものは以下のとおり。熱傷あるいはやけど、顔面組織損傷、唇裂、口蓋裂、手足の先天異常である合指症、小耳症、乳がん術後の乳房再建、母斑、皮膚腫瘍、外傷による瘢痕、眼瞼下垂症、瘢痕は形成手術によって隠れることができます。皮膚欠損部を無理やり縫合して、正常の組織を引っ張ってしまうと鼻も歪んでしまいます。その欠損部に皮膚を貼り付けたら、欠損部が綺麗に閉めました。鼻も元の位置に戻りました。交通事故の患者さん、形成の治療を受けた後、傷が綺麗に治りました。今年4月から、私はロータリー米山奨学生になりました。それから、城東ロータリーの皆様と知り合って、色々な活動に参加して、楽しい時間を過ごしました。それは私にとって、とても貴重な経験です。4月のオリエンテーション、薦田会長、中嶋先生、私のカウンセラー西垣さんと初めて出会ったとき。7月の例会に、素晴らしい写真をもらいました。ハワイ風のプールサイドパーティー、踊りながら、美味しい料理をいただきました。8月の城東祭り、出店は本当に楽しかったです。9月、私たちの歓迎会で、色々日本と中国の話をして、日中文化の交流が一層深くなりました。10月、宝塚レクリエーション、藤田先生、西垣さんと一緒に出席しました。宝塚歌劇、さすが日本と西洋の芸術の絶妙な組み合わせです。10月24日のマンデー会、偶然的に皆さんの歌を聞きました。さらに、27日、私と彼女二人、藤田先生の撮影館に伺いました。社長様ご本人が私たちの姿勢をなおして撮影をしていただき、本当に感動しました。残念ですが、藤田先生の働いてる、いい姿が写真には載ってなかった。一年間、皆様から大変お世話になって、本当にありがとうございました。これからも頑張って成長して、日中友好の為に架け橋の役割をして行きたいと思います。

by osakajotorc | 2017-11-20 12:29 | 卓話

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