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2016年3月18日 杉野 政史会員

「楽しくなる物の見方と考え方」 
                                                中本 繁実 様 

昭和56年(1981年)誕生した「雪見だいふく」、いまでも、年商数十億といわれています。
 すごく、会社を、社員を元気にしてくれている商品です。
 なぜ、こんなに長く売れる商品になったのでしょう。
 「雪見だいふく」のはなし
 「雪見だいふく」の権利について、考えてみましょう。
 夏(季節)の商品を→ 1年中食べる商品にしました。
 「A(アイスクリーム)+B(餅)=C(雪見だいふく)」は、いまでも、数十億円も売り上げる、超ロングセラーの商品です。
①「特許」という知的財産権 … 製造方法
②「商標」という知的財産権 …「雪見だいふく」ネーミング
③「著作権」という知的財産権 … パッケージの印刷物
 知的財産権が取れたのです。「独占権」を活用したから、長年、価格の維持もできたのです。
 「独占権」の力です。競合品がないから、価格を下げなくて、いいのです。
 人は「わがまま」です。量産すれば、すぐに、飽きられます。「生産調整」も自由にできます。
 このような、身近な題材、具体的な事例で、知的財産権「特許、実用新案、意匠、商標、著作権」について、お話します。それも、恋愛などのたとえばなし、愛言葉遊び(ダジヤレ)を多用しながら、わかりやすく、知的財産権の取り方、活かし方を説明します。内容は、たとえば、すぐに、地域の活性化、一億総活躍時代、アイデアで誰でも活躍できるようになる実践的なものです。

《講師略歴》
中 本 繁 実(なかもと しげみ)

1953年(昭和28年) 長崎県西海市大瀬戸町生まれ。
長崎工業高校卒、工学院大学工学部卒、1979年社団法人発明学会に入社し、現在は、会長。発明配達人として、講演、著作、テレビなどで「わかりやすい知的財産権の取り方・生かし方」、「わかりやすい特許出願書類の書き方」など、作品を企業に結びつけて商品化するための指導を行っている。日本の発明最前線で活躍中。わかりやすい解説には定評がある。
座をなごませる進行役として、恋愛などのたとえばなし、言葉遊び(ダジャレ)を多用し、それを体全体で表現し、学生、受講生の意欲をたくみに引き出す講師(教師)として活躍している。洒落も、お酒も大好き。数多くの個人発明家に、成功ノウハウを伝授。発明・アイデアの指導の実績も豊富。
東京日曜発明学校校長、工学院大学非常勤講師、多摩美術大学非常勤講師。家では、非常勤お父さん。
がくぶん通信講座「アイデア商品開発講座」主任講師
1級テクニカルイラストレーション技能士。職業訓練指導員。
著書に「発明・アイデアの楽しみ方(中央経済社)」「はじめて学ぶ知的財産権(工学図書)」「発明に恋して一攫千金(はまの出版)」「発明のすすめ(勉誠出版)」「これでわかる立体図の描き方(パワー社)」「誰にでもなれる発明お金持ち入門(実業之日本社)」「はじめの一歩 一人で特許(実用新案・意匠・商標)の手続きをするならこの1冊 改訂版(自由国民社)」「発明・特許への招待(日本地域社会研究所)」「やさしい発明ビジネス入門(日本地域社会研究所)」「まねされない地域・企業のブランド戦略(日本地域社会研究所)」、「発明魂(日本地域社会研究所)」「知的財産権は誰でもとれる(日本地域社会研究所)」「環境衛生工学の実践(日本地域社会研究所)」、「これぞ特許出願秘伝の書(中央経済社)、発明で一攫千金(宝島社)など多数。
監修に「面白いほどよくわかる発明の世界史(日本文芸社)」「売れるネーミングの商標出願法(日本地域社会研究所)」「新戦力!働こう年金族(日本地域社会研究所)」がある。

by osakajotorc | 2016-06-21 15:22 | 卓話

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