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2014年12月19日 ロータリーデーの活用

ロータリーディの活用②
「城東区の生い立ちからまつりについて」
(一財)大阪市コミュニティ協会城東区支部協議会 事務局長 横田直章様


城東区は、かつて上町台地の東側の入り組んだ海でしたが、淀川と旧大和川が運び込む土砂によって陸地化し、1704年の大和川付け替えによりできた、標高1~2メートルの全般的に低く、平坦な土地です。その後、明治42年に大運河の新淀川が、開削され、この結果、広い宅地用地が得られ、都市化が進む大きな要素となりました。大正期には、運搬に区内の運河を利用した、カネボウの紡績工場がつくられるなど、大いに発展しました。また、昭和18年4月に大阪市の22区制実施に伴う7増区の1区として、東成区の北部地域と旭区の南部地域を併せて分区独立しました。昭和49年には、行政区再編成により鶴見区と分区しましたが、この分区を機会に新発足した城東区民のコミュニケーションを高めるため、全市に先駆けて区民まつりが企画されました。
昭和49年に実施された、第1回目は、8月29日に蒲生公園で開催され、吉本新喜劇の桂きん枝や間寛平などを招いて芸能大会などが催され約3万人の人出で賑わいました。
区民まつりは、翌年頃から全区に広がり夏の恒例行事になりました。城東区では、昭和50年5月に各種団体による城東まつり実行委員会を結成してさらに内容を充実して実施しました。昭和52年からは、新発足した城東コミュニティ協会も参画し、現在に至っています。内容は、子どもみこし、パレードが繰り出し、盆踊り、たそがれコンサート、消防車の展示など、盛り沢山の行事があり、会場には各連合、団体の模擬店が並び、郵便局、警察、消防、保健所など各コーナーも展示されております。ちなみに、今年の、第41回 城東まつりでは、4月22日から7月16日まで、実行委員会を3回、企画委員会を2回、活動委員会議、参加団体代表者会議、警備委員代表者会議、夜店責任者会議、PRコーナー責任者会議を実施、実に会議を10回も実施しております。また、協賛および参加団体は、63団体にも及んでおります。今年は、33,000人もの参加者で賑わいました。

by osakajotorc | 2015-01-27 15:39 | 卓話

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