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2014年10月24日 会長 富士谷清

皆さんこんにちは。ビジター、ゲストの方々、ご参加頂きありがとうございます。先週10月18日(土)当地区第6組 インターシティ・ミーティングがコングレコンベンションセンター(グランフロント大阪 北館B2F)で新大阪ロータリークラブがホストクラブとして、開催されました。特別ゲストとして、明治天皇の玄孫で作家として有名な竹田恒泰氏をむかえ『“一緒に学ぼう日本の心”“日本の良さを世界のロータリアンに!”』というテーマで講演されました。その話の中で 竹田氏は、最近ややもすると「日本は戦前に返るのではないか?」との目で海外より見られることがあると言っておられました。私はその様な事は無いと確信しています。
話しは変わりますが、今から85年前昭和の幕開けとなったその頃、日本のロータリークラブは意気揚々としていました。松岡洋右を中心として東京ロータリアン達によって満州は大連に、またアジアにも新しく幾つものロータリークラブを設立させました。しかし1929年10月24日ニューヨーク市場の株価の大暴落をきっかけに日本もたいへんなことになりました。さらに1933年には「我は我なり」と日本は国際連盟を脱退しました。それが火種となり悲惨な第2次大戦へ突き進んでいき、暗黒時代を経験しました。僅か22年で経済大国ヘと返り咲きましたが、しかし現在の日本を取り巻く世界の情勢は大きく変化しつつあります。一強の軍事大国アメリカも、覇権主義の存在感を高めている中国やロシアなどの台頭により困難な状況に置かれて、近い将来には中国が世界一の軍事大国になる日もそう遠くはないでしょう。
その様な中、我々には何ができるか?これからは決して安易に対処するのではなく、目先に囚われること無く、未来に向けて日本がどう有るべきかについて考え、又、日本人が日本を愛する為に、歴史、伝統、日本の良さを再認識し、そしてロータリアン一人一人も再認識されることを切にお願い致します。

by osakajotorc | 2015-01-26 10:25 | 会長インフォメーション

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