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2014年1月24日 会長 福山信也

国際ロータリーおよびロータリー財団の2012-13年度年次報告が出ましたので、紹介をさせていただきます。
2012-13年は、成果と躍進の一年と位置付けられました。
会員統計によると、全世界で会員数は1,208,660人、34,644クラブとなっています。1クラブの会員数は34.9人なります、一昨年度と比べると、会員数は1,227,189人で18,529人の減少に対して、クラブ数は34,533クラブで111クラブの増加になっています。平均会員数は35.5人になります。
会員数は減少しておりますが、財務状況は良くなっています。年次基金への寄付は1億1,510万ドルを超え、一昨年度の1億1,410万ドルを100万ドル上回りました。この基金が3年間投資運用されたのちに、財団の支出に回されます。恒久基金はもっと伸び率が大きく、2,040万ドルを超えており、一昨年度の1,390万ドルを大きく上回っています。投資収益も改善され、一昨年度のマイナス2,100万ドルから6,700万ドルのプラスに転じています。
奉仕活動では、ポリオ撲滅は、ゲイツ財団が、ロータリーの寄付金額に対して2倍の額を上乗せすることで活動資金が増え、2018年度を目標にあと少しのところに来ています。グローバル補助金は、705のプロジェクトに4,040万ドルが支出され、奉仕活動が行われました。グローバル補助金を活用した活動報告の中の、疾病予防と治療の分野の活動報告には、「家族の保健とエイズ予防のためのロータリアン行動グループ」の活動報告がありました。報告によりますと、米国のロータリアン、マリオン・バンチさんが10年前にエイズで亡くした息子さんのために何かをしたいと考え、2004年にグループを結成されたそうです。バンチさんは、営業戦略の専門家で、自らの職業を活かしコカコーラ社や米国政府などとの強力なパートナーを確保して、HIV検査やカウンセリングだけでなくポリオとはしかの予防接種、マラリアと結核の検査、糖尿病、高血圧、子宮頸がん検診など、幅広い保険サービスを行っておられるそうです。職業奉仕と未来の夢計画が合体した、素晴らしい活動だと思います。
年次報告書がこの時期に出るのも、ロータリー理解月間の活動の一環なのかとも思います。2012-13年度年次報告書のアドレスは以下の通りです。
https://www.rotary.org/ja/financials
ロータリーの理解推進に役立てていただければと思います。よろしくお願いいたします。
ありがとうございました。

by osakajotorc | 2014-02-04 12:22 | 会長インフォメーション

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